海、太陽、そして日焼け

2017年7月18日火曜日

日報

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今年は海の日の前日に海に行った。四年ぶりの海だった。秋から一年間のドイツ留学なので、暫くはぎんぎらぎんの太陽を浴びられないだろうと思い、その前にこんがり小麦色に日焼けがしたかった。なので日焼け止めは塗らなかった。そんなもの使わなくても自分は大丈夫だと思った。私は間違っていた。

夜、家に帰ると、腕、肩、背中が赤くなり、ヒリヒリと痛む。ワセリンを塗って寝た。

次の日の朝、痛みは更に強くなり、私は日焼けに塗る薬を買ってきて使った。

その薬がなかなかのくせ者で、塗りやすい軟膏タイプとパッケージには書いてあったが、いかんせん粘度が高すぎる。簡単には伸びてくれない。なので、強く擦るように塗るより他ない。しかしそんなことをするとひと塗りする度に刺すような痛みが襲う。それを堪えて私は何とか薬を塗っていった。

背中に塗るのには非常に難儀した。

どうしても手が届かない死角があり、様々の方角からあの手この手で塗ろうとするのだが、結局満足いくようには塗れなかった。こんなときに誰か助けてくれる人がいたらなあと思った。

その次の日、つまり今日、痛みは若干治まったが、酷く痒い。店に行ったら焼く人用の日焼け止めなる「サンオイル」というものが目に留まった。なんだ、そんなもの売っていたのか。もっと早くに出会いたかった。

というわけで、この失敗を二度と繰り返さぬよう、ここに記す。今度からはちゃんとサンオイルを使おう。

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