私は今、ドイツのとある大学の学生寮に住んでいる。今日は来独13日目を記念して、初めてドイツで洗濯をすることにした。
場所は敷地内を少し歩いたところにある洗濯室。地下の薄暗い部屋に洗濯機と乾燥機がそれぞれ6台ずつ並んでいる。その洗濯室が我々の住んでいる学生寮敷地内にある唯一の洗濯室なのだが、この管轄には私の計算では576人が住んでいる。576人に対して洗濯機が6台というのは、本当だろうか。
洗濯室へ行くと、全部使われている。暫くしてまた戻ってくると一つ空いていたのでそこに二週間分の汚れを放り込む。
さてもさても、洗濯は45分で終了した。次は乾燥機である。
洗濯物を乾燥機に入れ、チャージ式の学生証で料金を払う。乾燥機が目覚め、表示されたのは「2時間」の文字。なんでったって2時間もかかるのかと疑問に思ったが、ここはひとまず買い物に行ったりして待つことにした。
二時間後再び戻ってくる。ふわふわの洗濯物に期待してドアを開ける。洗濯物はかなり湿っている。生温かくて、気持ち悪い。
というわけで残念ながら再始動をし、再び二時間待つことになった。
計四時間である。
二週間分の洗濯物はさすがのドイツの技術力をもってしても二時間では乾かないらしい。
やはり、入れすぎたのだろうか。しかし、何キログラム対応なのかは書いていなかった。
こんなとき、日本であれば近場の24時間営業のコインランドリーにある巨大なガス式の乾燥機で30分もかければ乾くのに。しかし、そんなことを言っていてもいたしかたがない。
今夜は眠れない。
乾燥している地域では汗もあまりかかないので、日本のように1日着たら洗濯するという観念でもないようです。下着だけは手洗いして寮の部屋に干しておくということは可能でしょうか?
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