ドイツの危険な木

2017年9月14日木曜日

ドイツ留学 日報

t f B! P L
ドイツはひどく寒いところであると聞いていたが、実際に来てみるとハイデルベルクはさほど寒くはない。福島市くらいの温度だ。欧州人は寒さに強いのだろうと思っていたが、半袖に長ズボン程がちょうどよいだろうと感じられる日でもジャケットを着ている人は結構いる。

米国に住んでいたころは、アメリカ人の家や学校の温度の低さに震えていた。夏には空調をガンガンに効かせるのがアメリカ流である。ところがドイツの建物には暖房装置はあっても、冷却装置はない。建物の中は大抵程よい温度に保たれている。

どうやら寒さに強いのはアメリカ人だけであるのかもしれない。

さて、最近肌寒い雨の日が続いているが、傘をさして歩いていると強い風が通り過ぎた。道路脇の木々が大きく揺れ、何かが枝から降って来た。見ると、栗の強化版のような茶色い棘だらけの物体である。

ごつごつ音を立てて降り注ぐその凶器は私の傘にも襲い掛かる。

傘をさしていて良かった。もし当たっていたら痛かっただろう。

後で調べてみるとそれは日本で言うところの栃の実であるらしい。

なんとも危険な木である。

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