子供をリードで繋ぐことによって生ずるペット感の解消方法についての考察

2017年10月13日金曜日

日報

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近年、子供に縄(リード)をつけるということが行われている。子供が迷子になったり、いきなり走り出して車の確認もせずにに道路に飛び出したりするのを、縄で繋げて防ごうという代物である。名案である。

しかし、その様がまるで犬を繋げている様であるので、ペット扱いであるからして不適切であるという意見がある。子供を犬扱いするのはよろしくないというのである。確かに見た目は悪い。子供が犬みたいである。しかし、子供の命には代えがたい。どうするか。

デザインをかわいらしいものにするなどといった「子どもがペットに見えない「迷子ひも」」の記事にあるような方策も唱えられているようではあるが、縄を変えただけではあまりペット感は消えないように思われる。

そこで提案したいのがアンザイレンである。アンザイレンとは山などで二人以上が安全確保の為にお互いの身体をロープで繋ぐことである。もちろん登山用の用具をそのまま用いると扱いに不便が生ずるであろうから、これを簡素化したものを用いるのである。

ここで重要なのは、親も子供も同じ方法で繋げるということである。

犬で例えるならば、犬にも飼い主にも首輪をつけてそれを縄で繋げれば、どちらがペットでどちらが飼い主なのかわからなくなるであろう。対等に繋がっているからである。これをそのまま子供にも適用し、例えばベストを子供に付けるのなら、親にも同じベストを身に着けさせるのである。これにより、従来の方式で問題であった、親が一方的に子供を繋いでいるような状況から生ずるペット扱いを解消することができるであろう。
 
 
 

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