田舎から出てきて東京にて独り暮らしをしている学生同志諸君はやはりもれなくゴキ ブリと同棲されていることと思う。
私もそんな一学生として東京ではゴキブリと同棲していた。
奴らはカサカサと動き回り、たまに飛び回り、 家賃は一銭も払わない。
ずっと隠れていてくれれば良いものを、 たまにその気味の悪い姿を私の前に現しては例のごとくまた影に引 っ込む。
かと思えばこの記事でも述べたように風呂上がりに奇襲を仕掛けて くることもある。
そんな憎きゴキブリであるが幸いなことにドイツにはいないようだ 。
しかしその代わりにまた別の同居者がある。
ネズミ。
先日台所の戸棚を開けるとパンの透明ポリ袋に穴が空いていた。
中のパンを見るとかじられている。
人間に寄生しているのに人間を馬鹿にしているアリエッティ程には嫌うべき存在ではないが、いかんせんこいつ等のせいで何か病気を貰ったらたまったものではない。
早速ホームセンターにてネズミ取りを探した。
しかし置いてあったのはネズミを挟み込んで殺す仕掛けのものであ った。
さすがに殺すには及ばないと考えた私は生け捕る罠の作成を思案し ているところである。
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