去年10月ドイツ鉄道主催の放置自転車競売にて49ユーロ(約6700円)という破格で入手した我が愛車「シルバー・カルクホフ」号。
銀色の見た目で、フレームにはドイツの老舗自転車製造会社「Kalkhhoff」の名が書いてある。
変速機は装備されておらず、常に重すぎるか軽すぎるかどちらかの、丁度良い加減の固定ギア比。
年季の入った代物で、漕ぐたびにガチャガチャ音がする。
一生懸命に漕いでも、後ろからもっと性能の良い自転車にどんどん抜かれていく。
そんな我がボロ自転車であるが、遂に故障が発生した。
一昨日、授業が終わり、夜のハイデルベルク城を平生の様に眺めながら家を目指してシルバー・カルクホフ号に乗っていると、何やら調子がおかしい。
後輪がリズムを刻んでいる。
はてなと思い自転車を降りて後輪を見るとぺしゃんこになっている。
いつもは自転車と一緒にをガタゴトガタゴト振動しながら渡る古い石橋を仕方なく押して渡りながらさてどうしたものかと考えた。
その日は雨だったので晴れた次の日空気を入れた。
6時間後見てみるとまたタイヤが潰れていた。
バルブの故障かと思い、修理工具箱から新品のバルブを見つけ出し、それと交換し、また空気を入れた。
次の日見るとまたタイヤが潰れていた。
これは困ったと思いながら、念のためまた空気を入れた。
次の日見るとタイヤは潰れていなかった。
そして、そのまた次の日もタイヤは潰れていなかった。
いったいどこが悪かったのか、よくわからない。
バルブをきつく締め過ぎたのだろうか。
まあ、直ったので良しとしよう。
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