別に外資にこだわらなくてもいいのでは

2023年11月23日木曜日

t f B! P L
 ヨーロッパ系の外資系企業。フランスやドイツやら、かの国々は日本と比べて人権意識が高く、労働環境も整っているという。

 かくして、転職にあたっても、欧州外資系企業に行けば、ワークライフバランスの点において良い待遇が受けられるのではないかというイメージを抱いた。

 しかし、この前某フランス外資系企業の面接を受けたが、その考えは必ずしも正しいとは言えないらしい。

 確かに、本国の方では一ヶ月のバカンスが取れたりするなど、充実の待遇ではあるが、日本にあるのはあくまでも日本子会社であり、日本の会社である。

 バカンスなどはないばかりか、本国のカレンダーに合わせるために正月休みも若干短いという。残業もままあるようだ。

 まだ給与や年間休日数などの詳細については知らないが、もしかしたら給与とワークライフバランスの両面において日系大手の方が良い待遇である可能性も十分ある。

 というかそもそも求人票にそういった情報が載ってないのはなぜなのだろう。日系大手だと大抵の場合、給与レンジと年間休日数は載っているし、最近はワークライフバランスのメリットもアピールしている求人を多く見かける。

 外資系だからといってもやはり日本の会社であるので日常は日本語であるし、逆に日系であってもメールなどで英語を使うというのは沢山ある。そうなると、外資系とグローバル日系では英語の利用頻度としてはそんなに大きな差はないのかもしれない。

 そうなると、外資系、日系と区別する必要はないということになる。区別せずに個別の企業として見てみて、給与やワークライフバランスなどの待遇を総合的に比較するのが賢いだろう。

 根拠の乏しい、必ずしも正しくはないイメージに惑わされてしまわないように注意する必要がある。


ブログ アーカイブ

全期間合計閲覧数

このブログを検索

QooQ