東欧を寝台列車で旅行してみた!(前編)ハンガリー、セルビア、ブルガリア、ルーマニア
2018年2月20日から2018年3月15日までの18日間の日程で私は同じくドイツに留学中の たいら先輩 と二人でハンガリー、セルビア、ブルガリア、ルーマニア、モルドバ、沿ドニエストル 、ウクライナの7つの国と地域を視察した。以下はその旅行記の前編である。 1. ハンガリー、ブダペスト (Budapest):2/20~2/22 初日はフランクフルトからブダペストまで航空機で移動した。ハンガリーの物価はドイツより若干安いか、同じくらいである。ブダペストの建築はどれも壮大な規模のものばかりであり、公共交通にトロリーバスが加わることと、トラムの車両が旧式であること以外はあまりドイツと変わらない印象を受けた。 22日夜にこの寝台列車でセルビアはベオグラードへと旅立つ。 停車中の車内は明かりが消され、薄暗い。この廊下の左側に3段ベット2台を備えた6人部屋がずらりと並ぶ。 乗客は非常に少なく、我々の他には隣の隣に若者4人組がいただけである。この4人組がなかなか面白い。廊下にビール瓶を転がしながらわいわいと賑やかであった。ガタンと大きな物音がするので廊下を見るとそこで側転をしていた。そうかと思うと、しばらくして我々の部屋を訪ねて来ては「茶色い財布を見なかったか」と訊く。それは非常に大切なものであるから、もし発見してくれたら報酬として60ユーロを払うという。後に車掌が切符確認に来た際には切符を無くしたので見逃して欲しいと嘆願していた。暫く話し込んだのち、車掌が許すと「あなたは私の救世主だ!」と感謝していた。始終そんな調子であった。 2. セルビア、ベオグラード (Београд):2/23~2/24 8時間の列車移動を終え、ベオグラード駅に着いたのは朝の6時半頃であった。駅を出るとタクシーのおじさん達が「Taxi?」と言いながら群がって来る。彼らは外国人の金を目当てにしたぼったくりタクシーである。気を付けなければならない。 ベオグラードには要塞跡があり、そこを我々は訪れた。 要塞外苑に面白いベンチがあった。何が面白いのかといえばその危険な立地である。このベンチに辿り着くには一枚目の写真中央右側に写っている角度30度ほどの通路を登らなければいけない...