スイス、チューリッヒ視察
去年のクリスマスもやはりかれこれ5年連続くらいでサンタクロー スは来なかったが、 私は同じくハイデルベルク大学留学中の たいら先輩 とスイスへ行っ た。 時は12月24日の朝。ハイデルベルク中央駅にて、バーデン・ ヴュルテムベルク州内乗り放題チケット (Baden-Württemberg Ticket) を購入した我々はスイス国境のすぐ北にある街コンスタンツを目指して列車に乗 り込んだ。 この乗り放題チケットは1人24ユーロ、 そして最大5人まで一人につき6ユーロで追加できる優れものであ る。2人で利用すると一人あたり15ユーロと破格であるが、 残念ながら乗れるのは鈍行列車のみである。 ECやらICEやらICなどの特急には乗れない。 というわけでスイス国境まで片道4時間の列車旅である。 その日はクリスマスイブであり、 どの車両もガラガラに空いていた。 コンスタンツに昼前に着いた我々はまず、国境を超えにいった。 コンスタンツ中央駅から南に歩くと国境はすぐそこである。 「Zoll」と書かれた看板のある検問所。 特に厳重な警備があるわけではなく、 たまに車両が停められてはトランクの中を見られているだけである 。 そこを何事もなく歩いて通り過ぎスイスに入国した。 するとなんとそこには無料の公衆トイレがあった。 ドイツにおいて無料の公衆トイレなどというものを見たことのなか った我々は早速それを使った。使い心地は良かった。 さて、そのまま道をスイス側に1分ほど進んだところで、 特に見るべきものはないと気付いたのでドイツに引き返す。 お昼ご飯にはベトナムラーメン「フォー」を食べたいと思い、 アジア軽食屋を探す。 アジア軽食屋は見つかったが、閉まっていた。 仕方がないのですぐ隣のケバブ屋でドナーケバブを買い、 バス乗り場に。 これからヨーロッパを代表する激安長距離バスFlixbusでチ ューリッヒに行く。 それに乗ってバス乗り場を出る際、 これからバス乗り場に入らんとするまた別のFlixbusがしき りにこちらに向かってクラクションを鳴らし、 我々のバス後方を指差す。 見るとバス側面のトランクルーム扉が開いていた。 扉が90度の角度で上に開いている状態で...